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日蓮教学研究所

にちれんきょうがくけんきゅうじょ #2994

日蓮教学研究所

にちれんきょうがくけんきゅうじょ

東京都品川区大崎四丁目二番地第一六号、立正大学内に設置されている研究所。
現所長・宮崎英修。
本研究所は昭和一九年(一九四四)に設置された宗学研究所を母体として、昭和二九年立正大学日蓮教学研究所改名して今日に至る。
日蓮学及び日蓮団に関する諸般の研究を行い、かつこれを発表しもって祖意を顕揚することを目的として設立され、各分野の専門研究者を擁する日蓮聖人研究の最高関である。
この目的を達成するために、次のを行っている。
(一)資料の蒐集、整及びその刊行。
(二)研究及びその成果の刊行。
(三)研究生の指導。
(四)研究誌の刊行。
(五)研究会及び演会等の開催。
(六)その他。
本研究所の研究成果として特筆されることは、開宗七〇〇年を記念して出版された『昭和定本日蓮聖人遺文』(全四巻)である。
これは遺文を細大もらさず収録し、祖書学研究の成果を網羅したものとして定評があるが、更に現在『日蓮聖人遺文辞典』の編纂を行っている。
これは戦後の当用漢字、現代仮名遣いに馴れた新しい世代に対応した構想に基づき、代の要請に応えようとするものである。
また学内外の研究者による共同研究の成果は、すでに『近代日本の法華教』(望月歓厚編)、『中世法華仏教の展開』(影山堯雄編)、昭和五三年三月には『近世法の展開』(宮崎英修編)、更に同年七月に『日蓮辞典』(宮崎英修編)が刊行された。
現在『法華教における仏陀論・衆生論の展開に関する研究』(研究代表者・渡辺宝陽)が進められている。
また本研究所の所員、研究員による研究成果は『日蓮教学研究所紀要』(年報)として刊行されている。
更に本研究所には昭和四八年より、次代を担う宗学研究の後継者養成を目的として、日蓮宗宗務院の助成を得て宗費研究生制度が設けられ、宗学者を養成している。

【補記】
上記は昭和五六年発行『日蓮宗典』掲載の内容である。

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