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録外考文

ろくげこうもん #5053

録外考文

ろくげこうもん

八巻、観寿日耀編輯、保五-嘉永三年(一八三四-五〇)。
『祖書録外考文』、『録外御書啓蒙』とも称する。
日蓮宗全書』所収。
日蓮聖人遺文のうち『録外御書』を注釈したもの(遺文毎に条目をあげて注釈をほどこす)。
明治一九年(一八八六)に小林是純(日董)が刪訂し、八冊本(和装本)として出版された。
日蓮宗全書本はこれを禅智院日好の『祖書録外微考』と合本にして大正元年(一九一二)に出版したものである。
巻一は『聖愚問答鈔』上・下、総計一九六条、巻二は『必仮心固神守則強書』・『四条金吾殿御返事』・『蒙古使御書』等四〇書、総計四七四条、巻三は『上野殿御返事』・『種類相待法門』・『王日御書』等五〇書、総計二八八条、巻四は『松野殿御消息』・『松野殿御返事』・『松野殿後家尼御前御消息』等六四書、総計二四三条、巻五は『善無畏三蔵鈔』・『八風鈔』・『十二因縁御書』等二〇書、総計一九九条、巻六は『無作三身口伝鈔』・『法華経大意』・『今此三界合文』等二六書、総計一八一条、巻七は『妙法尼御前御書』・『教行証御書』・『衣座室御書』等八書、総計一四〇条、巻八は『法華大綱鈔』・『経王殿御返事』・『日朗上人土籠御書』等四六書、総計一四七条よりなる。
八冊本は各巻毎に条目をあげているが、日蓮宗全書本は「録外考文条箇」として冒頭に一括する。
《『遺文辞典』歴史篇「録外考文」の項、小松邦彰・花野充道『日蓮の思想とその展開』(春秋社『シリーズ日蓮』二)、高森大乗『昭和定本日蓮聖人遺文諸本対照総覧』山喜房書林》

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