妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

教行証

きょうぎょうしょう #2330

教行証

きょうぎょうしょう

え。
行はによるところの修行、説に随順すること。 証は修行によって得られるところの証果、さとり。
正像末三時に配当して、その有無を論ずると、聖人は「小乗経を以てこれを勘ふるに正法千年は教行証の三つ具さにこれを備ふ。 像法千年には行のみ有りて証無し。 末法には教のみ有りて行証無し等云云(略)」(『顕仏未来記』)と。
しかし本門法華経の上から三時教行証を論ずると、本門法華経の弘まる末法時こそ、教行証具足するとされる。
末法時においては国土に謗法の者が充満し、仏道によって悪道に堕ちる者が多く、諸天善神は国を捨離し、邪天邪鬼等が人の身心に入住する。 こういう極重病人を癒すには極良薬たる本門法華経以外にはない。
本門法華経の教行証とは、教は一念三千の仏種たる妙法蓮華経の五字、行は南無妙法蓮華経の題目受持、証は五字の受持による釈尊の因行果徳自然譲与である。
《『遺文辞典』教学篇「教行証」の項、『日蓮辞典』「教行証」の項》

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