妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

お焚き上げ

おたきあげ #4

お焚き上げ

おたきあげ

正しくは、浄焚式という。
甚だしく破損して補修することのできなくなった像(画像等をも含めて)経巻、位牌等、及び古い御札、塔婆などを焚焼する式のこと。
境内の適当な場所を選んで、四方に青竹を立て、注連縄を張り、幣束をつって式場をととのえ、供物壇に香華灯明及び供物(洗米、塩、清酒、菓子、果物など)を供え、灑水のための法具として華瓶に浄水を入れて散杖を添え、の葉数枚(もしくは紙製の華葩でもよい)と共に用意しておく。 場の中央には、それらの像等を安置し、撥遣(たましい抜き)を修して後浄火をもって焼き、灰は粗末にならぬように埋めるのがいいとされている。
式次第は、一例をあげれば、
一、勧請
二、聞経偈。
三、読経要品もしくは三品経等適宜)。
四、浄焚式表白
五、撥遣作法(壇前に起立し、焼香の後、散杖をとって灑水し、ついで華葩を右手の親指と人さし指にはさみ「この華台に乗じて速かに本土に還りたまわんことを」と念じつつ散華する。)
六、浄焚点火。
七、唱題。
八、回向「上来鳩るところの功徳をもって、浄火に付したてまつる尊像、御影、御守護札等、此土顕現の功能利益に報謝し、あわせて信心の施主等現当二世の所願決定円満ならしめたまわんことを。 経にいわく、諸昼夜、常為方故、而衛護之、以是方便令法久住南無妙法蓮華経」。
九、七偈。
であるが、等の都合により省略は適宜である。

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