妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

散杖

さんじょう #2341

散杖

さんじょう

(1)密教の修法で灑水器より加持水を取ってまき散ずる小杖。
(2)日蓮宗の修法で用いる打竹のこと。 伝書に「他には散杖と云。 当家には打竹と云。 何れも加治する物也」とある。
(3)日蓮宗の法式において、灑水に用いる小さな棒のこと。 灑水杖ともいう。 水を散灑して障を除くための道具である。 用材には梅、桃、楊などの新枝で、特に南方に向って伸びているものを最上とするが、これは梅桃は木でを退ける力があるといわれ、楊には除病の効能があるからだとされている。 長さは修する人の一肘(臂から中指の先までの長さ)とし、太さは末の切口の直径八ミリ弱程のものを選んで、末の切口に八幅輪、それから約一(センチ)ずつを隔てて三段に八葉を刻み、根元の手に触れるところ約十(センチ)ほどを白紙で巻いて仕上げる。\\

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