いっちゅう #66
いっちゅう
ものの長さを計る尺度の呼称の一つで、肘から中指の端末までの長さ(舒肘)と、肘から握りこぶしの端末までの長さ(拳肘)の二つが用いられたという。 『名義集』には「人は一尺八寸、仏は三尺六寸」と示しているが、本来は袈裟などを自分の体格に合わせて裁断するために用いられた尺度である。 しかし本宗の法要式の中では前記のような用い方はされておらず、ただ「灑水に用いる散杖をつくる場合には、一肘の長さに切る(舒肘を用いて)のがよい」と指示されているのみである。
← 事典トップ