とうけ
諸宗にあって他の宗派・宗旨に対して自分の起した、あるいは自己の所属する教団を指して当家という。
例えば日蓮宗の当家に対して天台宗を台家といい、当家の日蓮宗に対して真言宗を密家と称するがごとくである。
日蓮聖人には他宗派に対して法華宗としての当家意識があり『法華宗内証仏法血脈』には「諸宗皆内証を以て師資相承の血脈を建立す。
今当家之相承大旨天台の相承に附順すべしと雖も内証真実を以て釈尊上行菩薩を高祖と為し奉る耳」(定六九八頁)と記されている。
聖人滅後同じ法華経を信奉する天台宗との相違が台当異目として聖人門下の間でうるさく問われるようになった。
当家に類する語に当宗がある。