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唱題行

しょうだいぎょう #1087

唱題行

しょうだいぎょう

広義には、題目を受持し唱え続ける修行をいう。
しかし、ここでいう唱題行とは、湯川日淳(一八七六-一九六八)が組織体系化した行法を指す。 この唱題行は昭和四六年(一九七一)に、時の宗務総長渡部公允が「日蓮聖人生誕七五〇年」の護法統一信行の中心行法として提唱し、同年宗門公認の行法として用いることとなった。その行法作法は次の通りである。

 一、礼拝  (頭面接足帰命礼)
 二、道場観  (神力品即是道場の文)
 三、本門三帰
  南無久遠実成本師釈迦牟尼
  南無平等大慧一乗妙法蓮華経
  南無本化上行高祖日蓮大菩薩
  と唱え伏拝
 四、浄心行
  法界を結び、出入の息に念慮を集中統一して心の散乱を調える。
 五、正唱行  合掌印に移り、南無妙法蓮華経と六拍子の木鉦、太鼓に合わせて恭音朗唱する。
 六、深信行  法界に移り、出入の息に心を調え、黙坐瞑目して妙益を念ずる。
 七、祈願行  (適宜)
 八、四弘誓願
 九、受持  今身より仏身にいたるまで、よくたもちたてまつる。南無妙法蓮華経三唱
 十、礼拝   以上の一-十が基本作法であるが、場合によっては、礼拝・浄心行・正唱行・深信行・礼拝以外は省略してもよい。また御遺文拝読、法話等も適宜に組入れてよい。
《湯川日淳『生きた法華経』、湯川日淳編『法華経信行要文』、木恵隆『唱題行の話』、日蓮宗宗務院編『信行必携参考類集』、権藤泰隆「唱題行の行じ方」『求道』》

図版

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