妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

罪障消滅

ざいしょうしょうめつ #4484

罪障消滅

ざいしょうしょうめつ

さとりの障害となるを消し滅すること。
罪障とは悪業のためにさとりをさまたげられることをいうが、また現世の諸々の不幸の原因となる過去の罪とも解される。
障りとは本来仏道修行成就に対するさまたげのことであるが、現世利益信仰の広まっていく中で、特に肉体の病いや生活の不幸を指すことが多い。 これらがさとりのさまたげとなるには確かに罪障といえるが、単なる当病平癒、息災延命のための罪障消滅という信仰は迷信に堕する危険がある。
日蓮聖人罪障は徹底して過去世における法華経の誹謗不信を指しておられた。 従って法華経を信ずること以外に真の罪障消滅の法はないとし、法華経の布教に命をかけることによって、自らの過去の悪業を滅し、本仏の世界に摂入されたのである。 また自己の罪障ばかりでなく、他の罪障の消滅を心がけねば成仏の道は開けないと誡された。

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