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悪業

あくごう #2184

悪業

あくごう

にそむいた行いをといい、身口意の三にてなすわざを業という。ち自ら害ない、他を害ない、道を害なう行為が悪業である。 これには現在と未来の両義がある。
(一)に現在そのである殺生等の悪業は現在の義である。
(二)に悪道に堕つべき因となる悪の業因は未来の結果について悪業である。 念仏は堕獄の悪業というのは、この義でに対する語である。 また世出世の両義がある。
(一)世悪業即ち十悪(殺生・偸盗・邪淫・妄語・両舌・悪口・綺語・貪欲・瞋恚・愚痴)、五逆(殺父・殺母・殺阿羅漢・破和合僧・出仏身血)等の悪所業のことで、上品(最重極悪)の十悪五逆の罪業は地獄の因、中品(稍重)の十悪五逆の罪業は餓鬼の因、下品(最軽)の十悪五逆の罪は畜生の因とされている。
(二)出世悪業即ち謗三宝、謗法等の罪業は外道。悪逆、邪見の心より三宝を毀す罪で悪道に堕つる因となる。 法華経を謗るは、いかなる智者徳者も無間地獄に堕つる因であり、たとえ謗らざるも、国土に法華経が流布しているにもかかわらずこれを極とせず、余経を極とするものは悪道に堕ち、順次生には無間地獄に堕つる業因となると説かれている。
修法の上では生霊・死霊・野狐・疫神・呪咀等の悪霊が人を悩ますことを悪業として、これらの霊障に対し悪業を止めるよう化を行う。
殊に法華経を信仰する行者を悩ますことは最も重罪の悪業として直に怨念を翻すよう化するのが修法の要諦である。
《『遺文辞典』教学篇「悪業」の項、『日蓮辞典』「悪業」の項》

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