妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

法則

ほっそく #3771

法則

ほっそく

「はっそく」「ほうそく」とも読む。
(1)ヴェーダ聖典、特にブラーフマナのうちの儀軌。 祭りに関する命令的規定。 行祭・式の細則、実行の順方法、歌・祭詞の用法などを一つ一つ規定している。
(2)儀式を行うについての決まり、規則法要儀則。 『大日経疏』巻一五には「法則即是次第、此是名通也」とあり、また「法教法則方法次第軌儀皆得」ともあって、法則・次第・儀軌等の名称は同意であることを示している。 なお『日蓮教学研究所紀要』第六号に身延山久遠寺身延文庫所蔵の「法則」が翻刻されている。
(3)表白(ひようびやく)(諸仏諸尊に対し、法会の意趣を白しのべる段)、神分(じんぶん)(諸仏諸尊の御名を読みあげる段)、霊分(れいぶん)(追善菩提を祈念する段)、祈願(きがん)(現世の我等に諸仏諸尊の冥助を賜わるべく祈願する段)の四段の文意を盛りこんだ文章のことで、現行法要式の式文で云えば、勧請文と回向文を合わせたような形式。 以上の二種の意味に用いられている。 身延山久遠寺第一一世、行学院日朝が著わした伊豆法則、竜口法則、御影講法則、誕生会法則、立正会法則などは、後者に属する文章である。
《「身延山史」》

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