妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

じょ #2023

じょ

(一)経論に科文して意味を汲みやすくするのに、必ず序分正宗分流通分と三分する習いが秦の道安(三一二-三八五)より始まる。 その中の序分は経論の初に在って、その経論が説かれる因由を示す部分をいう。
それを更に通序(証信)と別(発起)とに分かつ。 通序は総ての経初に置かれる六成就、即ち信・聞・時・主・処・同聞衆(如是=信、我聞=聞、一時=時、仏=主、住王舎城耆闍崛山中=処)をいい、別は各経の別異ので、その経が説かれる縁由を示す。
法華経にては序品の「如是我聞」より「退坐一面」までが通序、それ以下序品を終るまでが別である。

(二)五義の第五項の「教法流布の先後」のことを後世、略してという。

《『遺文辞典』教学篇「」の項》

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