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九法界

くほうかい #366

九法界

くほうかい

九界のこと。
十界のうち仏界を除いた地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天・声聞縁覚菩薩の九つの世界。
界に対しては迷いの世界。
遺文では『戒体即身成仏義』「九法界は始め地獄より終り菩薩界に至るまで、此等の衆生の身を押へて仏因と開会する也」(定八頁)。 『持妙法華問答抄』「七方便の山の頂に登りて九法界の雲を拂ひ」(定二八〇頁)。 『三大秘法稟承事』「諸仏の和光利物の月影は九法界の闇を照すと雖も、謗法一闡提の濁水には影を移さず」(定一八六三頁)。 等と使用され、『開目抄』(定五五二頁)では発迹顕本によって「無始の九界」に摂取され「本因」としての意義が付与される。
《『遺文辞典』教学篇「九法界」の項》

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