妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

極楽寺(神奈川県鎌倉市)

ごくらくじ #3619

極楽寺(神奈川県鎌倉市)

ごくらくじ

鎌倉市に所在。 北条重が創したが、のち文永四年(一二六七)その子業・長の二人がこれを修理し律院とし、良観忍性を開山として、父の菩提所とした。
霊鷲山と号す。 本堂は華厳院と号し、支院四九を有し、施薬院・療病院・悲田院・福田院・癩宿・馬病舎等があった。
忍性は当寺と多宝寺とを兼ねていたようで『頼基陳状』に、忍性が文永八年(一二七一)祈雨の法を修したときに「多宝寺の弟子等数百人呼び集めて力を尽して祈りたる」(定一三五四頁)とある。
行敏訴状御会通』(定四九九頁)等に、念仏寺院と同じく、これら律宗の寺院も「妙楽大師の指す所の第三最も甚しき所也」とされる。
宿屋左衛門入道も初め極楽寺良観に念仏と律を受けていたといわれている。
《『遺文辞典』歴史篇「極楽寺」の項、『国史大辞典』五巻「極楽寺」の項》

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