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当家五段壇上之荘厳

とうけごだんだんじょうのしょうごん #2066

当家五段壇上之荘厳

とうけごだんだんじょうのしょうごん

五段の邪気を教化、退散せしめ、あるいは時により機によって護法神の一部とするための壇上荘厳の法式である。
五段とは死霊段生霊段・狐著(霊気)段・疫神段・咀段をいう。
本宗の祈祷は法華経の道理であり、本仏慈悲である。
よって本門の心を得て祈祷するならば、如何なる五段の邪気といえども、その及ぼす苦悩は平癒し、諸の障碍はたちどころに退散する。
また真浄の法味を嘗め本覚の正念に還り威光勢力を増し、護法神の一部となることがある。
祈祷鈔』(定六七一-六頁)に「此経の文字は即釈迦如来の御魂也。一一の文字は仏の御魂なれば、此経を行ぜん人をば釈迦如来我御眼の如くまほり給ふべし。(略)諸大菩薩は本より大悲代受苦の誓ひ深し。仏の御諫なしともいかでか法華経の行者を捨て給べき」とされるによって、行者は大信力と大慈悲力をもって、化すべきである。
祈祷するに当っての壇上の荘厳の一例を示せば左図のとおりである。

    死霊幣    鬼子母神幣         散米   生霊幣            バン水  幣(本門幣)神酒 燈 供物 魅幣 御本尊     御洗米    座  神幣(迹門幣)神酒 華 供物 布紙   咀幣             揚枝    三十番神幣     霊気幣 《『祈祷指南書』》

図版

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