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増円妙道

ぞうえんみょうどう #1274

増円妙道

ぞうえんみょうどう

「円妙の道を増す」と読む。
また増道損生(ぞうどうそんしょう)ともいう。
法華経を修行して初位以後の証道を修するとき、無明を断じて中道を証することをいう。
法華玄義』巻一上に出づ。
ち「今の縁は自行の二智を稟けての境界を極め、法界の信を起し、円妙の道を増し、根本の惑を断じ、変易の生を損ず」とある。
聖人は『三世諸仏総勘文教相廃立』において「増円妙道とは、自行と化他との二は相即円融の法なれば、珠と光と宝との三徳は只一の珠の徳なるが如し。片時も相離れず、仏法に不足なし、一生の中にに成るべしと慶喜の念を増すなり」(定一七〇〇頁)と釈されている。
ち自行の実智と化他の権智の二は相即円融して仏の法の中に具足しているから、我等凡夫も一生の中に証道の変易生死をも超えて成仏出来ると、妙法を信受し修行する功徳の広大無辺なることに随喜し、慶びの念を増すことをいうのである。
《『遺文辞典』教学篇「増円妙道」の項、『天台学辞典』「増道損生」の項》

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