妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

顕文密呪

けんもんみつじゅ #5243

顕文密呪

けんもんみつじゅ

顕文とは病消滅など御祈祷経等に示されている如き文義の顕らかな要文をいい、密呪とは秘密の神呪即ち陀羅尼を示している。
顕文も密も共に神の妙用があるとされている。
なお陀羅尼とは能持または能遮と訳す。
能持とは種々の法を集め、能く持して散ぜず失せざらしめることである。 丁完器に水を盛るに、水の漏散せざるが如きである。
また能遮とはは不善根の心より生ずるが、能く遮してこれを生ぜざらしめることである。
感応の縁由には仏力・法力・念力・信力加持の行者平生修行の福徳力の五つがある。 この五種の因縁具足すれば、必ず法性の不思議を顕し、利益を招起する。
顕文密呪法力を顕すものであり、そのいずれも能く神仏の冥加を招き、また衆生利益の功用を含持するものである。
故に、肝要の文義を相続して唱誦し専念すると共に神を持誦して妙用を信ずべきである。

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