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因縁

いんねん #1190

因縁

いんねん

「いんえん」とも。
(1)因と縁。 結果を生ずる内的な直接原因を因といい、外からこれを助ける接原因を縁という。 これを内因・外縁ともいい親因・疎縁ともいう。 一切の存在はすべて因縁によって生じ因縁によって滅する。 この因縁によって生滅している道理を「因縁生滅の」という。
(2)四縁の一。 因ち縁の意。 結果を生ずる直接的原因を総称して因縁、または親因縁という。
(3)十二部経の第六。 縁起ともいう。
(4)天台大師智顗の『法華文句』における四種釈の一つ。 この場合の因縁は、四悉檀を指し、仏の説教の意趣。
(5)十二因縁を略していう場合。
(6)前世からの定まった運命、関係をいう。
《『遺文辞典』教学篇「因縁」の項、『岩波仏教辞典』「因縁」の項、『天台学辞典』「因縁観」の項》

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