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行浅功深以顕経力

ぎょうせんくじんいけんきょうりき #4689

行浅功深以顕経力

ぎょうせんくじんいけんきょうりき

妙楽大師堪然の言葉、修行は浅くとも深大な功徳が顕れるのは経の力によるとの意味。
遺文祈祷抄』(定六七四頁)には法華経提婆品において、娑竭羅竜王の女が竜畜下賤のしかも僅か八歳の身をもって、小乗経には女人は五障の雲厚く三従のきずな強しと説かれながら、文殊菩薩の教化を受け須臾の間に成仏したことは、四十余年未顕真実の法華経の経力によらなければできなかったことであると説かれている。
『霊気教化抄』には、「鬼畜野干等の悪霊が少分の通力により法華経の信者を悩ますことがあるが、是は梵釈諸天、鬼子母神十羅刹女の仏前の行者擁護の誓にそむくことであり、祈祷する行者は不肖であっても、経力によって祈祷の威力が顕われ、悪霊の悩を除くことが出来る。 また界・界・衆生界は本来一如であるから、悪魔魔民と雖も仏法を護る護法神の一分となることができる。 是は十界皆成の法華経の経力によることである」と説いている。
《『遺文辞典』教学篇「行浅功深以顕経力」の項》

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