妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

瑞輪寺(東京都台東区)

ずいりんじ #4136

瑞輪寺(東京都台東区)

ずいりんじ

東京都台東区に所在。
山号は慈雲山、開山は慈雲院日新。
身延久遠寺末寺頭。
日蓮宗江戸触頭三ヵ寺の一つ。
正一九年(一五九一)江戸馬喰町に一〇〇間四方の寺領を拝領し、大久保治右衛門が奉行となって創建。
身延久遠寺一七世慈雲院日新をもって開山とし、日新の院号をもって慈雲山と号した。
慶長六年(一六〇一)神田筋違橋外に移り、同一一年火災に遭い、慶安二年(一六四九)現地に移る。
延享五年(一七四八)三月二日の火災で本堂塔頭以下ことごとく焼失、また明治初年の戊辰の役の兵火に焼失したが、その後再建。
塔頭大乗坊、正行坊、本立院、久成坊、玄妙坊、瑞泉坊、恵遠坊、情延坊、(以上、慶安移転以前の開基)等、一五が存在したが、現在は浄延院、躰仙院、正行院、久成院、本妙院の五院があるにすぎない。
なお当寺に安置する日蓮聖人の尊像は、もと同所谷中感応寺にあったものであるが、元禄年間、感応寺が不受不施のため改宗するに及び、当寺に移したもの。
安産に霊ありとし、庶民の信仰を集めた。
寺宝に日蓮聖人本尊(型木)、開山日新本尊、日尊・日遠・日乾・日詔らの諸師本尊、教蔵日生・蓮成日尊書状、心性日遠寿像、探幽筆羅漢絵像等多数を所蔵する。

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