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無始の古仏

むしのこぶつ #4033

無始の古仏

むしのこぶつ

初めも終りもない三世常住
久遠の教主釈尊をいう。
観心本尊抄』には「我等が己心の釈尊は五百塵点乃至所顕の三身にして無始の古仏也」(定七一二頁)と述べられている。
無始とは身の常住を顕し、古とは有始の新に対する語である。
教主釈尊は本門寿量品において伽耶始成(新仏)に即して久遠実成を開顕した三身円満の(古)である。
寿量品には「然るに善男子、我実に成仏してより已来、無量無辺百千万億那由佗劫なり」と説かれており、日蓮聖人はこれを受けて我等己心の釈尊を無始の古仏と信受されたのである。
妙法五字の受持による釈尊の因行果徳自然譲与は久遠釈尊を受持者の己心に具すことであり、超越的釈尊を内在的に受領することを意味する。
《『遺文辞典』教学篇「無始古仏(むしのこぶつ)」「寿量品仏・寿量品の(じゅりょうほんのほとけ)」の項》

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