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堅牢地神

けんろうちじん #1248

堅牢地神

けんろうちじん

法華経を受持するものを常に守護する神。
地祭の式には祈念の本尊地神のみならず必ず堅牢地神をも勧請する。
『地儀軌』によると、堅牢地は男女二神あり、男神は肉色で左手に華を盛った鉢を持ち、右掌を外に向けている。 女神は白肉色で右拳を心に当て、左拳を股にあてているという。
地神と称するのは、宋の智禮師の『智禮疏記』によると、然の力用があって、これを褒するためにという。
地蔵菩薩本願経』に「時に堅牢地神、仏に曰して言さく、菩薩を供養せば我常に日夜本神力を以て是人を衛護すべし」とする。
日蓮聖人の『祈祷経言上』には「(略)之に依て二聖・二天・十羅刹女(略)堅牢地神・荒神惣じて本朝の大小の神祇・土公神等の面々に法楽し奉る随喜せしめ給へ。 仍て法味を聴聞して報恩を垂れしめ給へ(略)」(定二〇九四頁)とし、また『行者仏天守護鈔』には「釈迦仏ある経の中に(略)十方無量世界の仏・菩薩・乃至堅牢地神等を集めさせ給て、我滅後正像末の持戒破戒無戒の弟子等を、第六天の魔王・悪鬼神、(略)悩乱せんを、みながらききながら対治を加へずいましめずんば、他方の梵釈四等治すべし(略)」(定二四六頁)とある。
経文に諸昼夜常為法故而衛護之とある如く、堅牢地神もまた法華経受持の者を常に守護する神である。
《『遺文辞典』歴史篇「堅牢地神」の項》

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