妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

土公神

どこうじん #1211

土公神

どこうじん

どくじん、つちぎみ、ともよむ。
土を司る神、地主神のこと。
の『倭名類聚抄』によれば、「春三ヶ月は竈に在り、夏三ヶ月は門に在り、秋三ヶ月は井(戸)に在り、冬三ヶ月は庭に在る」という。
陰陽道では、この神が土中にあるは土を動かすと祟りがあるとして忌んできた。
わがでは、祖降臨の砌り道案内を務めた猿田彦の鎮座する伊勢の猿田彦大社を、宇治の土公として古くから尊崇してきた。
また中世に至って、五十川上域の地主神として祀られている興玉神と猿田彦が、同一の神であると信じられた。
更に猿田彦と興玉神は、『御鎮座伝記』で「吾は是れ天の下之土君也」と記すように、宇治の土公神というだけでなく、広く下の土霊、土公として信じられてきた。
本宗修法の書『瓶水抄』中「祈祷言上」には諸神の一つにあげられ、本宗修法上ではこれを犯した時には祈祷することもあるとしている。

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