迦葉
迦葉
かしょう
Kāśyapaの音写。
釈尊在世中の十大弟子の一人で、頭陀第一、行法第一といわれる。
普通、大(摩訶)迦葉と称して仏弟子の残り四人の迦葉と区別する。
釈尊成道後三年目頃に弟子となり、出家してから生涯を終えるまで、衣食住の執着を払いのける修行を続け、頭陀行(dhūta、行乞・托鉢・乞食)に専心したところから頭陀行第一と呼ばれる。
釈尊亡き後、長老として教団を統率する後継者となり、阿難とともに釈尊の教説をまとめる 「第一結集」の発起人となって、後の経典編纂事業の礎をつくった。
のち法を阿難に付して鶏足山で弥勒仏の出世を待って入定する。
舎利弗・目連・阿難とともに四大声聞 と呼ばれる。
法華経授記品では光明如来として授記されている。
《『遺文辞典』歴史篇「迦葉」の項、『岩波仏教辞典』「迦葉」の項》