妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

出家

しゅっけ #828

出家

しゅっけ

ともいい、を捨て去って仏道修行に専心する身となることをいう。 在家の対語。
出家して僧侶になるために得度の式典を行う。 入門式で出家が守るべき戒法を誓願し剃髪し法衣を着する。 出家はたとえば遁世とは異質であって、迷いの苦界から越え出ての世界に悟入することを目的とする。 世俗を離れた清らかな世界を出世といい、転じてのさとりの世界や境地に入ること、つまりその略語の出世が出家の目的である。
日蓮聖人は「夫(そ)れ出家して道に入る者は法に依ってを期する也」(定二〇九頁)と規定する。 仏法によって仏となることをめざす者が出家なのである。 法師、沙門、釈子などともいい、聖人は釈子日蓮・沙門日蓮などと署名している。
《『遺文辞典』歴史篇「出家」の項》

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