舎利弗
舎利弗
しゃりほつ
Śāriputraの音写。舎利子とも。身子と訳す。
釈尊在世中の十大弟子の一人で、智慧第一といわれ、法王子の嘉号あり。
もと目連と同じく六師外道の一人サンジャヤの弟子であったが、仏弟子阿説示(アッサジ、五比丘の一人)の威風堂々たる行乞の姿を見て感銘をうけ、目連とともに二五〇人の弟子を引き連れて、釈尊の弟子となる。
教団の中堅的地位にあって、釈尊の後継者として嘱望されたが、重い病気を抱え、死期が近いことを悟り、釈尊に暇乞いをして故郷の母を訪ねた際に、母に看取られ亡くなった。
釈尊の晩年に、釈尊より先に亡くな った舎利弗と目連の死は、教団にと って大きな損失となった。
法華経譬喩品では、華光如来になると授記された。
《『遺文辞典』歴史篇「舎利弗」の項、『日蓮辞典』『岩波仏教辞典』「舎利弗」の項》