妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

藻原寺(千葉県茂原市)

そうげんじ #4661

藻原寺(千葉県茂原市)

そうげんじ

千葉県茂原市に所在。
常在山と号す。
日蓮宗由緒寺院の一つ。
六老僧の一人・日向(一二五三-一三一四)を開山とし、斉藤氏の外護によって創立された。
もとは常在山妙光寺と号したが、正一九年(一五九一)一一月、徳川家康から三〇石の朱を与えられた折に、その朱状に「長柄郡藻原寺」とあったので、妙光寺という寺名を藻原寺に改めたという。
開山の日向は身延山第二世を継いだ僧であることから、『金綱集』など貴重な古記録や古文書がある。
日蓮聖人の御本尊三幅を伝え、そのうち弘安二年(一二七九)のものは開山の日向その人に与えられたものである。
室町代の初期には、中山法華経寺貫首の日祐を導師に仏殿供養会を催すなど、宗門内の広い交流を行っていた。
寛永一〇年(一六三三)の諸宗末寺帳によると、妙光寺の寺号をもち、一〇三ヵ寺の末寺を上総・安房・下総(以上千葉県)・江戸・鎌倉に有している。現薫は九二世持田日勇貫首(東京都墨田区の本久寺より晋山)。

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