妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

日月燈明仏

にちがつとうみょうぶつ #2738

日月燈明仏

にちがつとうみょうぶつ

略して灯明ともいう。
過去世に出現して法華経開説の先例をなした
法華経序品に「爾時に仏有す、日月燈明如来、(略)初仏後仏、皆同じく一字にして、日月燈明と名け十号具足したまえり。説きたもう所の法初中後善なり」とあり、初中後善のは皆灯明なることを示す。
そして、二万の灯明がおり、最後の灯明に文殊師利は師した。その際、今と同じ瑞相が見られ、そののちに法華経が説かれた。このの経により、今もまた法華経が説かれることを予言する。
このの光明はにあっては日・月であり、地においては灯明であるように世界を照らしたことからこの名がつくのである。
日蓮聖人遺文中『報恩抄』の「大日如来日月燈明仏燃燈仏・大通・雲雷音王、是等も又名の内に其の種々の徳をそなへたり」(定一二四一頁)の文に見られる。

← 事典トップ