妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

一乗寺(東京都台東区)

いちじょうじ #14

一乗寺(東京都台東区)

いちじょうじ

東京都台東区に所在。 もと藻原妙光寺末で、大法山と号す。
正年間(一五七三-九一)の起立、開山は一乘院日僚(身延山久遠寺一七世慈雲院日新弟子)で元和三年(一六一七)一二月一七日に遷化。
正の頃、関東三檀林の一つ、小西檀林が誕生し、一乘寺は当檀七三世日永(一六三〇寂)の代に縁寺となる。
正保(一六四四-四七)の頃「わらじぬぎの寺」と称し「藻原好み」の学徒の憩の場であり、入檀後の仲介連絡の関として発展していった。
その後は、小西法類の中にあって、一乗寺法脈を形成していった。
寺中に真浄、真行支院があったが、明和九年(一七七二)江戸丸山より出火類焼し現存していない。 また境内には「谷中の化け松」と呼ばれる老松があったが現存していない。 なお江戸代中期の折衷学派の儒学者太田錦城(一七六五-一八二五)のがある。
《『御府内備考』続編一二八巻「寺院部」一〇三、影山堯雄『小西法縁史』、宮崎英修『日蓮宗徒群像』

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