妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

しょう #2170

しょう

梵語prakṛtiの訳、本質の意味。 修に対する語。
大智度論』巻三一に「一切法のに二種あり、一には総、二には別なり。 総とは無常無我無生無滅無来無去無入無出等なり。 別とは火は熱の、水は湿のなるが如く、心を識のと為す。 人の喜んで諸を作すことを名づけてと為し、好んでを集むるを名づけてと為すが如し」とある。
については種々の論疏に多種の義が述べられている。 『摩訶止観』巻五上には十如のうちの如是を解釈して三義あるを示す。 また『華厳経疏』巻四九には性に二義あるをとき、一には種性の義と二には法性の義を立てている。 また唯識においては、そのに真妄の別を立て、真俗の別あるを説いている。
《『遺文辞典』教学篇「性」の項、『岩波教辞典』「」の項》

リンク

← 事典トップ