妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

無常

むじょう #4036

無常

むじょう

anityaの訳で、非常ともいう。
の一切万法が生滅転変して少しも同じ状態にとどまらないこと。
人生の転変してはかないこと。
いつ死ぬかわからない生命のはかなさ等を表す。
特に万法が無常であることを諸行無常といい、諸法無我・涅槃寂静と共に三法印とし、一切皆空を加えて四法印とする。
また無常に二種類をたて、一刹那刹那において、万法が刹那滅であるとするのが刹那無常(念々無常)であり、無常を一期相続の上においてみるのが相続無常(一期無常)であるとされる。
日蓮聖人においては『妙法尼御前御返事』等によると聖人出家の動機は、人生への無常感であったと述べられている。
「いろは歌」として知られる『涅槃経』の無常偈(諸行無常 是生滅法 生滅滅已 寂滅為楽)は釈迦がその前世において、雪山で修行していた時に羅刹が唱える無常偈の前半二偈を聞き、その後の後半二偈の教えを聞くために身を捨てたとき、羅刹は帝釈天に変じたというえ。
《『遺文辞典』教学篇「無常」の項、『岩波仏教辞典』「無常」の項》

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