妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

龍女

りゅうにょ #5340

龍女

りゅうにょ

法華経提婆達多品第十二、『方広大荘厳経』(『正蔵』三巻五五一頁c、五五二頁c)等にでる。
提婆品においては娑竭羅竜王の娘で、年八歳になり、非常な智をもち、感官の力は鋭く、身体・言葉・心の所行は完全無欠であり、えの真を記憶する力を得ていた。
「娑竭羅龍王の女年始めて八歳なり。智慧利根にして、善く衆生の諸根の行業を知り、陀羅尼を得、諸仏の所説甚深の秘蔵悉く能く受持し、深く禅定に入って諸法を了達し、刹那の頃に於て菩提心を発して不退転を得たり」(法華経提婆達多品第十二) そして全ての生類に対して自身に対するのと変らぬ愛情を注ぐ者であったと説かれる。
日蓮聖人は、法華経における龍女の成仏女人成仏即身成仏を顕す特色法門として重要な意義をもつとし、説展開の一根幹とする。
《『遺文辞典』歴史篇「龍女」の項、『岩波仏教辞典』「竜女」の項、『図説仏教語大辞典』「龍女」の項》

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