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道心

どうしん #4973

道心

どうしん

仏道を求める心。
さとりを求める心。
菩提心に同じ。
さとりを得ようと発起する心が、仏道修行を起す出発点である。
さとりを求め、無上道をめざす心は、そのことによって他の人をも救ってゆこうと願う心「上求菩提・下化衆生((じようぐぼだい・げけしゆじよう))」の自利利他の心でもある。
ゆえにこの道心ある者を菩薩という。
日蓮聖人正法を見きわめ、誤りなく正しい信仰を保持し、自行と化他にわたって菩薩行を進めてゆく人を「道心堅固にして志あらん人」(定一四二〇頁)というのである。
正法信仰をはずれては、道心はありえない。
『開目抄』の「無道心の者、生死をばなるゝ事はなきなり」(定六〇八頁)は道心なき者への深い悲哀と痛烈な告の辞である。
《『遺文辞典』歴史篇「道心」の項》

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