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逆縁下種

ぎゃくえんげしゅ #4950

逆縁下種

ぎゃくえんげしゅ

逆縁は順縁の反対語、また毒鼓の縁ともいう(『唱法華題目鈔』定二〇五頁)。
法を聞いて信じ、仏道の縁を結ぶ人は順縁。
法を聞いて誹謗すれば、謗法の失によって一度は地獄におちるが、やがて出獄して再び聞法して仏道に入る因縁となることを逆縁という。
また本未有末法の衆生に初めて法華経を説き示すことを下種という。
逆縁への下種の法は必ず南無妙法蓮華経でなければならぬとして日蓮聖人は『法華取要抄』に「末法に於ては大小権実顕密共にのみ有て得道なし。 一閻浮提謗法と為り了んぬ。 逆縁の為には但だ妙法蓮華経の五字に限る耳。 例せば不軽品の如し。 我が門弟は順縁、日本国は逆縁也」(定八一六頁)といわれる。
《『遺文辞典』教学篇「逆縁」「下種」の項、『日蓮辞典』「逆縁」の項》

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