起工式
起工式
きこうしき
新しく工事を始めるに際し、諸天善神に法味を言上し、魔障なく円満完成を祈る儀式。
一般に建築物の場合は地鎮式・上棟式と分けて行うが、道路、橋梁など土木工事は、起工式をもって両式を兼ねて行う。
従って、日時・場所の選定・壇上の壮厳・幣束・法具の準備等は、その工事の内容により地鎮式あるいは上棟式の作法に準拠して行うことである。
宗定法要式による差定は、(1)椎鐘、(2)撃鼓、(3)初楽、(4)道場偈、(5)勧請、(6)開経偈、(7)読経、(序品・方便・自我偈・欲令衆三徳偈まで)(8)五番神咒、(9)修法、(10)棟梁奉行、(11)祖訓(如説修行鈔)(12)唱題、(13)円頓章、(14)祈願文、(15)奉送、(16)還楽、となっている。
なお唱題中に四方浄め・鍬入れ・撒餅撒銭・献撰焼香等を行う。
地方により供物その他異同があるが、宗定に則り、大信力をもって修すべきである。
《『宗定日蓮宗法要式』、『祈祷指南書』》