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結経

けっきょう #4452

結経

けっきょう

(一)法華経の所説を結ぶ意味をもつ経典で『観普賢菩薩行法経』一巻をいう(略称して普賢経とも)。
観普賢菩薩行法経』には祇多蜜多・鳩摩羅什・曇摩蜜多の三訳があるが、前二訳は現存しない。
序分は阿難・摩訶迦葉・彌勒菩薩の如来滅後の修行・無上菩提心の堅持・諸罪滅除等についての問い、正宗分はこれに答えて普賢菩薩観・六根懺悔法・大乗読誦・菩薩戒及び善戒受持・破戒悪の懺悔、流通分懺悔法修習者の得益がそれぞれ説示されている。
このような普賢菩薩観とそれによる功徳の説示は法華経普賢菩薩勧発品を承ける内容をもっていることから、これを法華経の結経とし、一〇巻三段の分科においては法華経分別功徳品の現在の四信から『普賢経』までを流通分に位置づける。
なお『無量義経』を法華経の開経とし、この三経をもって法華三部経とする。
日蓮聖人はこれを「法華経十巻」、「十巻の法華経」と表記し、三経一具して一代三段の正宗分に位置づけられている。
(二)経の意味を結ぶこと。
経の意味を整すること。
(三)結集
弟子が集会して経典を編纂すること。
《『遺文辞典』歴史篇「結経」の項、『日蓮辞典』「結経」の項》

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