妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

日裕(通王院)

にちゆう #3047

日裕(通王院)

にちゆう

(-一六〇六)
字は慧沢、号は通王院と号す。
小西檀林開祖、京都立本寺第一五世貫首。
正二年(一五七四)叡山より帰洛し洛北松ヶ崎に学室を構え、台学を構ずる教蔵院日生に師する。
その後は師日生に随従し、要行院日統が関東下総飯塚に学室を開き、日生その招きに応じて飯塚に開するや、日裕もまた日生に従って助け、日生が飯高に移るや日裕もまた転じてを開く。
日生、在檀三年にして帰洛し松ヶ崎檀林ずるや日裕もまた京都に帰る。
正一八年小西正法寺妙道院日悟は、正法寺に学室小西檀林を開き、日裕招かれて同檀林開祖となる。
翌一九年徳川康より三〇石の朱を受け、学徒に講ずること一七年、飯高・中村檀林と共に関東三大檀林としての基礎をつくった。
慶長七年(一六〇二)京都立本寺の敬請をうけ、自證院日詔を飯高檀林から招いて小西檀林の化主とし、京都立本寺第一五世として入寺する。
山容をととのえ居ること五年、慶長一一年一〇月六日没。
《『日本仏人名辞典』「日裕」の項》

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