日蓮宗事典刊行委員会
日蓮宗事典刊行委員会
にちれんしゅうじてんかんこういいんかい
日蓮宗事典を刊行するため、宗務院内に設けられた委員会であって、昭和四八年(一九七三)三月第二九定期宗会において制定された「日蓮宗事典刊行委員会規程」によって発足したものである。
宗務総長を委員長とする二〇人以内の委員で組織し、事典刊行の企画、運営を担当する。
委員は総長が宗務役員、宗会議員、宗務所長、学識経験者中より任命または委嘱し、委員の互選により副委員長二人を選定。
また委員会に事典の編集を担当するため編集主幹一人及び編集委員若干人が置かれている。
この委員会は次の経過をたどってできた。
昭和三六年三月第九宗会において制定された「宗祖降誕七百五十年慶讃準備委員会規程」により同四二年九月任命された準備委員が記念行事、事業、予算等を検討した。
四四年三月第二二宗会において「日蓮聖人降誕七百五十年慶讃会規程」制定、同時に前記委員によって検討された行事、事業、予算等を上提可決した。
検討の過程における委員風間随仁の熱心な提案理由の説明によって『日蓮宗事典』は「日蓮宗総合事典」の名称のもとに慶讃事業の一つとして認められたが、その予算は一〇〇万円に過ぎなかった。
これは事典の内容が膨大であること、出版費が巨額を要することの二つの事由から、二年後にせまる慶讃期日に刊行不可能のため、降誕七五〇年記念に企画、七〇〇年遠忌報恩の出版ということになり、その研究及び準備費として一〇〇万円が計上されたわけである。
かくて四七年三月第二七宗会において「日蓮聖人第七百遠忌奉行準備委員会規程」制定、同時に「日蓮宗総合事典編集委員会規程」が制定され、正式に遠忌事業として引継がれた。
翌四八年三月第二九宗会において、現行規程が制定され今日に至った。