妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

一代聖教

いちだいしょうぎょう #21

一代聖教

いちだいしょうぎょう

一代とは、釈尊仏陀として活動期間をいい、聖教とは説法されたえをいう。
つまり釈尊が三〇歳で成道されて以来、八〇歳入滅までの五〇年間に説かれたすべての経をいう。
一代五〇年の説法を五に分類し、最初成道された当初の三七日間は華厳経を説き、次の一二年間に阿含経典を説き、次の一六年間に方等部経典を説き、次の一四年間に般若経典を説き、次の八年間に法華経を説き、入滅時に涅槃経を説いたという。
この五〇年の説法の目的は法華経を説くにあったのであるが、釈尊は最初に説法の対象となる衆生機根を調べるために華厳経を説き、衆生が理解できなかったために阿含経を説き、次第して方等、般若と説き、最後に機根が調ったところで法華経が説かれたのである。
この法華経の説法にもれた者がいたために入滅に際して涅槃経が説かれたのである。
《『遺文辞典』教学篇「一代聖教」の項、『日蓮辞典』「一代聖教」の項》

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