妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

聖教

しょうぎょう #4514

聖教

しょうぎょう

日蓮聖人の書き遺された御書ならびに諸経典釈疏のほかに、聖人の教義信仰を維持し研鑽するに要するすべてのもの、またその門家所属の先師を追慕し後世のための資料となるものの総称であり、本尊・経典・蔵書・什器などの遺品が含まれる。
日昭の『譲与本尊聖教事』(『宗全』第一巻)には、本尊とみなされる釈迦多宝二仏と曼荼羅、そして註法華経、天台六〇巻、聖人御筆の御書のほかに御歯二粒、天台並びに聖人御影聖教の中に入れられている。
また日常の『常修院本尊聖教事』(『宗全』第一巻)には、本尊のほかに天台・聖人の御影と十羅刹女御影聖人御袈裟が経典や論疏及び各種典籍や聖人の著書と共に並べられている。
そして日祐の『本尊聖教録』(同)には日常並びに日高の御影聖人御念珠・同御舎利と仏舎利が加わり、更に字書・外典・歌双紙類・古今集・伊勢物語・輿・黒鞍などが聖教として収められている。
聖教の蒐集護持は中山門流の日常が中でも早くからこれを始め日高・日祐へと受け継がれた。
《『遺文辞典』歴史篇「聖教」の項、『日蓮辞典』「聖教」の項》

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