妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

聖教護持財団

しょうぎょうごじざいだん #4513

聖教護持財団

しょうぎょうごじざいだん

せいきょうごじざいだんともいう。
中山法華経寺が保有する国宝の『観心本尊鈔』や『立正安国論』を始めとする六四点の御聖教(御遺文)を格護し、それらを納める聖教殿の維持が目的の財団法人。 日蓮宗、法華経寺、法華会の三者が大正一五年(一九二六)一一月に創設。 それぞれ二名ずつのを送っている。 法華経寺の貫首を総裁とし、長には法華会の役員が就任する慣例となっている。
大正の末、東京大学授であった法学博士の法華会理事長、山田三良は当時あまり保存状態のよくなかった御聖教の完全保存を発願し、法華経寺貫首伊藤日修が日蓮宗宗務院と共に耐火、耐震、耐湿の宝蔵建立を計画。 将来への保持と建設資金作りのため財団法人とした。 山田三良は初代長となり、二代目木内重四郎を経て現代はその子息木内信胤が理長。
昭和五年(一九三〇)六月に聖教殿が完成し、財団の主目的は達成されたが、御聖教格護と聖教殿維持のため組織は残され現在に至る。
昭和三五年聖教殿外部の大修を一一〇〇万円かけて行った。
毎年、文化の日におこなわれてきた御聖教のお風入れは文科省の指導で平成二三年に中止されたが、日蓮宗宗務院、法華経寺とともに立会うのが恒例の仕となっていた。

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