妙行寺(新潟県柏崎市)
妙行寺(新潟県柏崎市)
みょうぎょうじ
新潟県柏崎市に所在。
海岸山と号す。
開基慈福院日心。
創立文永十一年(一二七四)三月。
もと真言宗に所属し大乗寺と称していたが、文永十一年三月、日蓮聖人が佐渡赦免によって鎌倉へ帰途の際、当寺の住職であった慈福法印は聖人に帰依し日心と改めた。
よって改宗開山とする。
二世には六老僧大国阿闍梨日朗(一二四五-一三二〇)、三二世には日蓮宗初代管長新居日薩(一八三〇-八八)がいる。
本堂・七面堂・妙見堂・別院の番神堂のほか、塔中に蓮蔵坊、宝蔵坊がある。
なかでも番神堂は聖人が佐渡から鎌倉に帰るおり、柏崎八幡の加護で遭難を救われ、当地に上陸し、ここに三十番神を勧請した、と伝える。
日本三十番神の随一といわれ、法華三大霊場の一つに数えられる。
寺宝には日蓮聖人御消息断片、日重・日乾・日遠筆曼荼羅蔵。
《『日蓮聖人事蹟事典』(雄山閣)「新潟」の項》