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天龍八部

てんりゅうはちぶ #1411

天龍八部

てんりゅうはちぶ

・竜・夜叉・乾闥婆・阿修羅・迦楼羅・緊那羅・摩睺羅伽をいう。
ことに・竜は八部衆の上首の故に標挙して天龍八部という。
また各部に自界部があって他部と混同することがないので八部に分ける。
には大梵帝釈日月四等の二十八天があり、龍には難陀、跋難陀等の八大龍王夜叉は薬叉とも書き、夜乞叉とも作る。
訳して能噉鬼(のうたんき)、軽捷(けいしよう)という。
大日経疏』五に夜叉八大将『陀羅尼集経』三に六大薬叉将が挙げられている。
乾闥婆は、犍陀羅あるいは彦達婆、献答囀と書く。
と訳すのはを食するからで、この神は帝の俗楽を司るという。
阿修羅は阿素洛とも書き、無端正という。
この界の男子は容貌醜であるが、女子は端正にして神の如くにして神ならず、常に帝と戦闘している。
伽楼羅は金翅鳥(こんじちよう)で翼を有する。
緊那羅は真陀羅ともいい、人に似て頭に一角あり、帝の法楽を司るという。
摩睺羅伽は摩護羅誐、謨具羅と書く。大腹行の義で土竜とも訳す。
以上八部衆は外相人貌なりといえども人に非ず、人非人と称す。
《『法華験家訓蒙、『遺文辞典』歴史篇「八部」「天」「龍」「夜叉・薬叉」「乾闥婆」「阿修羅」「迦楼羅」「緊那羅」「摩睺羅伽」の項、『岩波仏教辞典』「八部衆」の項

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