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出離生死

しゅつりしょうじ #833

出離生死

しゅつりしょうじ

生老病死の四苦を繰返している生死流転の輪廻から抜け出し離れて、涅槃の境界に入って行くことをいう。
この場合の生死とは、煩悩・業・苦の迷える生死を意味するのであり、この迷いから出離して、悟りの境地を得ていくことである。
日蓮聖人によれば、この「出離の道」は法華経にかぎることを説示している(『報恩抄』定一一九二頁)。 また『三大秘法禀承事』によると「末法に入って爾前・迹門は、全く出離生死の法にあらず。 但専ら本門寿量の一品に限って出離生死要法なり」(定一八六三頁)とも記されている。 ち法華経の肝心たる寿量品文底秘沈の要法によって煩悩・業・苦の生死流転から出離することができるとするのである。
《『遺文辞典』教学篇「出離生死」「出離生死証大菩提」の項》

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