妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

生身

しょうしん #4149

生身

しょうしん

「しょうじん」とも読む。 生身仏・父母生身・肉身・随世身ともいう。
菩薩には法身と生身の二つがあり、所証の理体(本地)を法身といい、衆生済度のために父母に託して、胎生する肉身を生身(垂迹)という。 釈尊生身であるが、大乗仏教では生身仏を方便応化の化身とする。
また一般的には衆生の肉身を意味する。
日蓮聖人は『四条金吾殿御返』に「釈迦と法華経の文字とはかはれども、心は一つ也。 然れば法華経の文字を拝見せさせ給うは、生身の釈迦如来にあひ進(まい)らせたりとおぼしめすべし」(定六六六頁)と、更に『法蓮鈔』には「今の法華経の文字は皆生身なり。 我等は肉眼なれば文字と見る也」(定九五〇頁)と述べられている。
《『遺文辞典』歴史篇「生身」の項、『岩波教辞典』「身」の項》

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