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法縁

ほうえん #3817

法縁

ほうえん

正元年から慶長の頃(一五七三-一六〇〇頃)に互って宗門僧侶の教育機関として下総飯高など各地に開設された檀林は、やがて元和年中(一六二〇)頃から半世紀のに関東・京都の各地に更に一〇数箇の増設をみるに至った。
そして中村檀林が東谷と西谷に分かれ指南したことに做って諸檀林も学徒を両谷に分けて指南し行学の増進を競い、これを谷(さく)指南と呼んだ。
指南を受けた学徒らは指南頭の学徳を敬慕し、その名のもとに系統を形造り、その学系に属する者が住持として寺に入り、その寺はまた学系の一つとして定着していく。
この団体を法眷(はっけん)・法縁法類と呼ぶに至った。
檀林に数箇生じた例としては飯高檀林の中台谷脱師法類、城下谷の三法類(中道庵・樹下庵・妙玄庵)、松和田谷の通師法類、中村檀林の東法眷に境師法類・精貞法類(今の親師法類)、西法眷に奠師法類莚師法類がある。
また、一檀林が一法類をなすものとして小西檀林の小西法類、身延西谷檀林の鏡師法類がある。

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