とうだいじ
奈良市に所在。
金光明四天王護国之寺とも称し、天下国分総寺・八宗兼学道場として、南都七大寺の一つ。
聖武天皇の発願、行基の勧進、良弁の開基で、天平勝宝元年(七四九)完成の毘盧舎那仏(奈良大仏)を中心に伽藍を建立、同四年に開眼供養会を行う。
同六年、聖武上皇は渡海僧鑑真に戒壇院を造らせ、自ら受戒、日本最初の戒壇となる。
数度の兵火のたびに再興、昭和一九年(一九四四)、一宗独立して華厳宗総本山となる。
宝治元年(一二四七)、日蓮聖人二六歳の時に奈良に遊学、東大寺では華厳宗を学んだと伝える。
《『遺文辞典』歴史篇「東大寺」の項、『国史大辞典』一〇巻「東大寺」の項》