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本面迹裏

ほんめんしゃくり #3525

本面迹裏

ほんめんしゃくり

本門を面、迹門を裏とする末法における法華経のあり方。
日蓮聖人は『観心本尊抄』に「像法の中末に観音・薬王、南岳・天台等と示現し出現して、迹門を以て面となし本門を以て裏となして百界千如一念三千その義を尽せり」(定七一九頁)と述べ、南岳・天台等の法華経弘通が迹門に立脚した理具論であることを明かされている。
これは法華経弘通の円時)がいまだ到来しなかったために、南岳・天台等は釈尊の本意である本門の法華経を末法に譲ったのである。
このような南岳・天台等の迹面本裏に対し、末法本門を面、迹門を裏とした法華経が弘まるべきである。
聖人は釈尊の現在を末法今時の現在として受領し、本門に立脚した末法の法華経こそが末代幼稚を救済する大法であると信認された。
このような聖人本門を中心とした事具一念三千の立場を天台の迹面本裏に対して本面迹裏という。
《『遺文辞典』教学篇「本面迹裏」の項、『日蓮辞典』「本面迹裏」の項》

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