りょうかいまんだら
真言密教の金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅。
金剛界曼荼羅は智拳印を結ぶ大日如来を中心とした羯磨会と、それを囲む八会よりなる。
『金剛頂経』の所説であり、仏果の実相を描き智を表している。
胎蔵界曼荼羅は『大日経』の所説で、大日如来が定印を結ぶ中台と八葉院を中心に一二大院よりなる。
仏の大悲の身口意三業の活動と、それが行者の上へ現じ得べきことを表している。
《『遺文辞典』教学篇「両界漫荼羅・両界の漫荼羅・両界之漫荼羅(りょうかいのまんだら)」の項、『岩波仏教辞典』「両界曼荼羅」の項》