妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

日蓮宗保育連盟

にちれんしゅうほいくれんめい #2975

日蓮宗保育連盟

にちれんしゅうほいくれんめい

日蓮宗保育連盟は昭和三五年(一九六〇)八月に第一回総会を開いた。
名古屋市法音寺における六回研修大会のである。
しかし全的な保育研修は昭和三〇年八月、身延山短期大学で第一回をもっている。
従って日蓮宗保育連盟の創設は昭和三五年である。
宗門に属する寺院あるいは個人の経営する保育所及び幼稚園の全的組織化である。
連盟の規約によれば「全日蓮宗保育者(幼稚園保育園、養護施設、季節児所等及び本連盟の趣旨に賛同する者)を以って組織する」ものである。
その業は(1)全国宗門保育研修大会の開催、(2)宗門保育研修会の開催協力、(3)研修会講習会の開催、(4)保育に関する研究調査、(5)保育材の供給、等である。
組織は長一名、副理長二名、理若干名、常任理八名、監二名を以て構成し今日に至っている。
この保育連盟の事業のうち、全国日蓮宗保育研修大会は、毎年一回夏季に開催地を各地に求めて効果的に行われている。
第一回研修大会以来、既に二四回に達し、参加者は延人員四三〇〇余名を数える。
昭和四六年(一九七一)一〇月『日蓮宗保育必携』を出版し、日蓮宗保育の理念を明らかにし、保母・教諭の日蓮宗保育者としての学習と自覚に資するところ多大であったが、今日なおその需要は絶えない。
「必携」の「挨拶」の中で、宗務総長渡部公允は「抑々、保育事業を寺院が行うに当っては、国家の定める法規に拠って行うことはいうまでもありませんが、その根底には“幼児に対する宗教教育”を行う心構えがなければならず、法華経・日蓮聖人の教えが、人生の究極における指針なのであるという確固たる信念のもとに日々保育が行われなければならないのであります」と述べている。
組織は力である。
日蓮宗関係保育者集団がその教育的な力を結集し、幼児に宗教々育を施すことは、将来の日本をになう人間づくりであり、布教伝道の炬火である。
《「日蓮宗保育研究大会二〇年のあゆみ」『日蓮宗保育必携』》

【補記】上記は昭和五六年発行『日蓮宗典』掲載の内容である。

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